面接当日の注意点

面接当日の持ち物

いよいよ面接当日。身だしなみのチェックも大切ですが、気をつけてほしいのがカバンや筆記用具などの持ち物です。カバンの柄や大きさ、ペンやノートなどのデザインに注意してください。
面接企業の資料などが入らない小さなカバン、ぬいぐるみなどがたくさん付いているカバンを持っていくのは考えものです。またキャラクターグッズのペンやノート、クリアホルダーなどもビジネス感覚を疑われてしまいます。
面接もビジネスの場です。ビジネスの場にふさわしい持ち物をそろえましょう。

会場までの経路は?

求職者の方が、自宅の最寄駅から面接会場までの経路の問い合わせを応募先の企業にしたり、面接当日に道に迷った旨の連絡を入れたりすることがありますが、これはビジネスパーソンとしてはあまり良い印象にはなりません。
経路や交通手段はインターネットや時刻表で調べられますし、事前の下見を行うことも可能です。
このような問い合わせ、電話連絡は、事前準備を怠った結果として相手にマイナスの印象を与えかねません。面接に伺う際の十分な下調べは必須事項といえます。

面接時刻には遅れずに

面接時刻に遅れるのは論外です。
採用担当者は、この応募者を採用したら、いつも出社時刻に遅れてくる姿をイメージしてしまいます。交通経路を事前にきちんと調べ、時間に余裕を持って面接に臨みましょう。しかし、電車の遅延などで約束の時刻までに行けない場合は、できるだけ早めに、「○○が原因で、○○分位遅れます。申し訳ございません。よろしいでしょうか」という電話を入れましょう。
そして、遅れて到着した際も、お詫びの気持ちをきちんと伝えましょう。

面接に呼ばれたということは

書類審査に合格して面接に呼ばれたということは、採用担当者が書類の記載内容に興味を持ったということです。当然、その内容について質問されます。
志望動機、前職の職務内容や資格など自分のアピールポイントはもちろん、前職を辞めた経緯、不得意なことや経験のないことなど、マイナス面についても説得力をもって答えられるよう準備しましょう。
また、面接では口頭で質問に答えるわけですから、相手にきちんと伝わるかどうか家族や友人に聞いてもらい、確認しておくと良いでしょう。

面接中は明るい雰囲気で

正社員でもパート・アルバイトでも、面接では明るく振る舞いましょう。
採用する側は、今後一緒に働く人を選ぶわけですから、協調性のある人を望んでいます。笑顔、はっきりとした返事、元気なあいさつなどは面接の空気を明るいものにし、好印象を与えることができます。
とはいえ面接は誰もが緊張するものです。志望動機など必ず聞かれる質問はあらかじめ整理して頭に入れておきましょう。気持ちにゆとりのある面接になりますよ。

視線に要注意

コミュニケーションをとる上で大切なのが、視線です。視線が泳ぐと、話に自信がないという印象を与えてしまいます。
面接時でも同じです。面接官の目を見て話すことで、話の内容に信頼感が生まれます。
ただし見つめすぎるのも圧迫感を与えかねませんので、会話のタイミングで時折視線を外し、面接官の顎や襟元に移すようにしましょう。
また複数の面接官の場合は質問をした面接官に視線を向けるのが基本ですが、他の面接官にもまんべんなく視線を移すようにしましょう。

提供:株式会社アイデム 人と仕事研究所

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