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「書類審査がなかなか通らない・・」
「面接時の良い経歴アピールの仕方がわからない・・」
「自分のキャリアがうまく伝わっていないかも・・」
このようなお悩みはないでしょうか。
<自分のキャリアを魅力的に見せる方法>としまして
職務経歴書の魅せ方をお伝えします。
あなたが経験してきたキャリアや実績をアピールできる魅力的な
職務経歴書を作りましょう。
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鍼灸・整骨院向け経歴書の魅せ方
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●2種類ある職務経歴書
●形式①:キャリア式
●形式②:編年体式(逆編年体式)
●書く際のポイント
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●2種類ある職務経歴書の形式~決められた書式が無いから難しい~
職務経歴書には書き方によって主に2種類の形式があります。
キャリア式と編年体式(逆編年体式)の2種類です。
それぞれにメリットがありますが、特にキャリア式は転職回数の多さが目立ちにくく、専門スキルをアピールしやすいのが特徴です。
では治療業界ではどちらがいいのでしょうか。2種類の特長をご紹介していきます。
●形式①:キャリア式
時系列ではなく、経験した(携わってきた)業務内容を基準に書きます。
どのようなキャリアを積んできたかが際立ちます。
【 メリット 】
・職種や業務内容でまとめるので転職回数を気にせず作成できます。
・治療家以外の経験を積んでいる方は職務経験を活用してアピールできます。
・治療家として転職を何度か経験した方は、業種別にそれぞれの担当業務や実績、手技や治療法で整理するとスッキリとまとまるでしょう。
● 形式②:編年式(逆編年体式)
入社日を古い順に時系列に書きます。(新しい順に書くのが逆編年体式です。)
経歴が一目でわかります。
【 メリット 】
・履歴書と同じ並びになるので、採用担当者にとって見やすい
・自分の成長の過程をアピールしやすいので、
これまで身につけた技術、手技、担当業務、実績や成果を時系列で示すことができます。
●自分にあった形式で書く
職位、指導資格や経験のある方は、逆編年体式にするのも良いでしょう。
●書く際のポイント:経験したキャリアの年数をきちんと書く
治療経験が豊富な方は、即戦力として発揮できる、スキルをキャリアアピールのためわかりやすく数値として記載します。
(例)あん摩マッサージ指圧師:約5年 / はり師きゅう師:約3年 など
編年体式(逆編年体式)で作成している場合は、
経歴の後にまとめて書くと強調できて良いでしょう。
●最後に自己PRも忘れずに
細かな経験や実績をアピールしてきた最後に、結論として自己PRをコンパクトにまとめて記載しましょう。
応募先の治療院の特徴などを踏まえ、今までのキャリアを活かしどのような貢献ができるのかなど、4~5行程度にまとめることがポイントです。
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魅力的な自己PRの書き方
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〇 書き方の手順①:過去の仕事での経験 / 実績を書き出す
〇 書き方の手順②:応募先の治療院で求められる能力やアピールポイントを選ぶ
〇 書き方の手順③:実際に文章にまとめる 書く際のポイント
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自己PRは職歴同様に自分を売り込むための大切な要素となります。
魅力的なPRを書くためには、要点を簡潔にわかりやすくまとめることが大切です。
以下に魅力的な自己PRを書くための手順をご紹介します。
〇 書き方の手順①:過去の仕事での経験 / 実績を書き出す
過去にあなたが携わった仕事を書き出します。
具体的な作業内容やあなたのポジション、そして、もし実績としてアピールできるものがある場合はそちらも併せて書き出します。
あなた自身の経験と実績を徹底的に振り返ります。
〇 書き方の手順②:応募先の治療院で求められる能力やアピールポイントを選ぶ
あなたが応募する治療院がどのような人材を求めているのか確認し、それに合わせたアピールポイントを、手順①で書き出した内容からセレクトします。
例えば、募集要項に「必須スキル」が羅列されていた場合、その治療院は特定のスキルを持った人を必要としていることなので、あなたの保有スキルを最優先でアピールするとよいでしょう。
アットホームを売りにしている治療院なら、あなたの社交性をアピールできるエピソードを盛り込むと良い印象を与えることができます。
〇 書き方の手順③:実際に文章にまとめる
手順①②でまとめた内容を文章にします。
わかりやすく簡潔にまとめることがポイントです。
長文になりすぎないように4〜5行程度にすると良いでしょう。
〇 書く際のポイント:具体的なエピソードや人間性がわかる内容を入れる
自己PRを書く際に、あなたという“人”がわかる仕事でのエピソードなどを盛り込むと
親近感がわき、あなた自身に興味を持ってもらえます。
例えば、「患者様に〇〇と言われてうれしかった」「失敗した際、先輩にアドバイスをもらい改善できた」など、人間味あふれる内容を盛り込むとよいでしょう。
「この人と一緒にはたらきたい」と思わせることが大切です。
いまいちど記事を読み返し、ご自身の経歴書をブラッシュアップし、就職活動に活用していただけますと幸いです。
※2022.11.25 メールマガジンにて配信したものを編集し、掲載しております。